遼子が感じると、その調子とばかりに激励の鞭が振舞われ、彼女が背中を反らせて絶頂に達するまでに、彼の背中は赤い筋で埋め尽くされた。
譲治の顔を股間に挟んだまま、遼子はしばらくベッドに横たわっていたが、乗馬鞭を手放すと両手で彼の髪を掴み、再度舌奉仕を要求した。
彼女が何度も絶頂に達し満足するまで、譲治の舌が晴れ上がる程酷使され、彼は女の貪欲さに慄然とした。遼子は満足するとリードをベッドの足に結び、譲治に毛布を投げ与え、床で寝るように命じた。彼女はベッドですぐに眠りについた。
彼女の寝息を聞きながら、譲治は毛布にくるまり思い悩んだ。遼子の奴隷になりたい、虐げられたいと夢想してきたが、現実はあまりにも過酷であった。しかし彼女に見下され、蔑まされ、虐待されて興奮し勃起したのも事実だった。自分はこれからどうなるのか…不安で胸が押し潰されそうになりながらも、いつの間にか彼も眠りに落ちた。
譲治は夢を見ていた。彼は素裸で暗闇の中を歩き回っていた。不意に光が見えた。近づくと光の中に遼子が立っていた。彼女も裸で右手に鞭を持っていた。鞭を鳴らし、命令した。
「跪きなさい、変態のマゾヒストめ!」
譲治は跪いた。彼の首にロープが巻かれた。ロープはどんどん上に引き上げられ、彼の体は宙吊りとなった。苦しくてロープを解こうとしたが、彼の両腕はいつの間にか縛られていた。遼子は宙吊りとなった譲治を見上げ、嘲笑った。
「そのまま死んでおしまい、変態マゾ!」
嫌だ、死にたくない…喉が絞められ、苦しくてもがいた。
その時、目が覚めた。喉が苦しかったが、それは首輪に付けられたリードが遼子に引っ張られてるためだった。
「起きなさい、変態マゾ!」
譲治は慌てて彼女の足元に跪いた。ちらりとベッドサイドの時計を見ると、まだ夜中の三時だった。彼の顔に遼子の下腹部の茂みが迫った。
「おしっこがしたくなったわ。口をお開け!」
人間便器にされると悟った譲治は、顔色を変えた。
「早くおし!それとも鞭が欲しいの!」
鞭と聞いただけで、譲治は慌てて口を大きく開いた。遼子は彼の髪を掴み、大きく開かれた口に陰部をあてがった。
「お前をおまるに使って上げる。嬉しいでしょう。私のおしっこを一滴でもこぼしたら、鞭で打つからね。」
遼子はちょろちょろと譲治の口に尿を流し込んだ。彼がむせてこぼさないように、水量をコントロールしているみたいだった。鞭に怯えた譲治は必死に飲んだ。口中にアンモニア独特の臭気が拡がり、喉を焼き、胃に遼子の尿が溜まっていくのを感じて、自分が徹底的に貶められているのを痛感し、涙が流れた。
「飲み終わったら、お前の舌で丁寧に舐め取りなさい。」
排尿を終えた遼子の陰唇を、舌を伸ばし舐め始めた。舌先に尿の味を感じ、恥辱で震えた。しかし、彼のものはまたも硬くなっていた。舐めているうちに、彼女の叱責を思い出し、教わった通りに唇でクリトリスを挟み、吸い、舌を使った。寝る前の奉仕で敏感になってたのか、遼子はすぐ絶頂に達し、背を仰け反らせてベッドに仰向けに横たわった。股間には譲治の顔を挟んだままだった。
不意に遼子は彼の顔を股間から引き離し、強烈な往復ビンタをくらわせ、蹴り飛ばした。
「ひいっ」
譲治は悲鳴を上げ、後ろに倒れた。
「私は舐めてきれいにしろと言ったのよ。誰もいかせろなんて言ってないでしょう。奴隷のくせに生意気な!」
あまりにも理不尽な叱責だったが、譲治に反論出来る筈も無かった。
「申し訳ございません、遼子様。」
譲治は土下座して謝罪した。遼子は彼の頭を踏み躙った。
「奴隷の分をわきまえないで出過ぎた真似をしたら、承知しないわよ!」
叱りつけた後、遼子は再びベッドで眠りについた。譲治はしばらく屈辱に身を震わせながら土下座を続けた後に、毛布にくるまり横になった。
朝になり、譲治は頭を蹴飛ばされて目が覚めた。
「奴隷のくせに御主人様より遅く起きるなんて、どういうつもりなの!」
遼子の叱責に、譲治は慌てて起きて平伏した。
「目覚めのフレッシュジュースを恵んで上げるわ。口をお開け!」
遼子は譲治の口に陰部を押し当て、チョロチョロと排尿を始めた。こぼしたら、どんなお仕置きを受けるか分からない。彼は必死に飲み続けた。朝の濃い尿は彼の喉を焼き、屈辱を存分に味あわせた。遼子は排尿を終え、譲治の舌で後始末させながら嘲笑った。
「お前はもう人間じゃないわ、女の尿瓶よ。そんなに女のおしっこが飲みたかったの?あそこをカチカチに硬くしてるじゃない。最低の変態よね!」
遼子の侮蔑に目の奥が熱くなったが、自分のものを硬くさせているのは隠しようも無かった。
昨日からトイレに行っておらず、譲治も尿意が限界まで高まっていた。
「遼子様、トイレに行かせて下さいませ。もう、漏れそうで…」
譲治は土下座して頼み込んだ。遼子は彼の首輪からリードを外した。
「しょうがないわね。バスルームへお行き。」
「ありがとうございます、遼子様。」
譲治は立ち上がって浴室に向かった。その途端、鞭が背中を襲った。
「ひいっ」
背中を切り裂かれる様な痛みに、思わず悲鳴を上げてうずくまった。その場で漏らしそうになる。
「許しも無く立ったりしないで、四つん這いで歩きなさいと言ったでしょう。もう忘れたの!」
「申し訳ございません。お許し下さい。」
譲治は土下座して許しを乞うた。
「もう、いいわ。早くバスルームへお行き!」
彼は慌てて浴室まで這って行った。広い浴室中央で、遼子は命令を下した。
「片足を上げて、犬の様におしっこしなさい。」
譲治は胸に込み上げてくるものを堪え、右足を上げた。股間に痛いほど遼子の視線を感じ、屈辱で涙がこぼれそうになる。しかし彼のものは硬くなっていた。屈辱が彼を泣かせ、興奮させるのだった。譲治のその痴態を、遼子はデジカメで撮影する。尿意は限界まで来てるのに、緊張のためか、勃起しているためか、なかなか尿が出なかった。遼子が苛立たしそうに叱りつけた。
「早くおしっこしなさいよ。それとも鞭でそこを撫でて欲しいの?」
「そ、それだけはお許しを!」
譲治は何とか意識を集中させ、排尿しようと努めた。やがて尿道からポタポタと雫が落ち始め、奔流となって浴室の床を叩いた。
「男のくせによく女性の前で犬みたいにおしっこ出来るわね。お前に男の誇りというものは無いの?最低の変態マゾヒストだわ。」
遼子は自分で命じておきながら、譲治を酷く罵倒した。それが彼の胸を抉り、奈落へ落とし込む。
譲治の排尿が終わると、遼子はシャワーで浴室の床を洗い流した。それからシャワーのヘッドを回して外し、シャワーホースの先にボディソープを泡立たせてつけ、彼の肛門にあてがった。
「ひいっ」
譲治は異様な感覚に、思わず肛門をすぼめた。遼子は彼の股間に手を伸ばし、睾丸を握った。じわりと力を込める。
「力をお抜き!逆らったら、このまま握り潰してやるよ!」
「ああっ、そんな…」
下腹部に拡がり始めた痛みに、やむなく括約筋を緩める。その瞬間、ズブリとシャワーホースが直腸に挿入された。じわじわとぬるま湯が注入される。譲治の腹がカエルみたいに膨れてきた。遼子は限界まで注入したところでシャワーホースを抜き、仰向けになるよう命じた。譲治は直腸にぬるま湯を注入された刺激で腸が脈動し、便意が急速に高まっていた。
「私がいいと言うまで漏らすんじゃないよ。もし漏らしたら、全部お前に食べさせるからね!」
遼子の非情な命令に、譲治は脂汗を流して便意に耐えた。しかし下腹を襲う強烈な痛みで、すぐに限界が来た。
「遼子様、お願いです。どうか、どうか…」
「どうかが何なの?」
遼子が彼の膨れた腹に足を乗せ、体重を掛けた。その瞬間悲鳴が上がり、破裂音と共に譲治の肛門から大量の大便が噴出した。
「大の男が女の前でうんこを漏らすなんて恥ずかしくないの、このうじ虫!それにまだいいって言ってないでしょう!」
譲治は自分の多量の大便を食べさせられる恐怖に震え上がった。しかし遼子は嘲笑って、
「仕方ないわね。大便はお湯で溶かして、きれいに洗い流しておきなさい。もし詰まらせたら、今度こそお前に全部食べさすからね。掃除が済んだら体をきれいにして、部屋へお戻り!」
「ありがとうございます、遼子様。」
譲治は平伏して謝意を述べたが、彼女は既に背を向け部屋に向かっていた。