------------------------------------------------
◆namelessさんからのご投稿
------------------------------------------------

                             五分間(手紙外伝) その4
 
しばらくして膝を抱えて落ち込み、うなだれている雄一の独房に亜美と真紀が戻って来た。二人は雄一に後ろ手錠を掛けると鉄格子の外に出し、通路に立たせた。
「お前に無駄飯を食わせる訳にはいかないから、早速働いてもらうわ。真紀、こいつを革紐で結んで、引張って行って。」
亜美の指示に、真紀は細い革紐を持って雄一の前に立った。首輪に着けられて犬の様に引張られるのか…と雄一はうんざりしたが、二人の女性看守はそれ程優しくなかった。真紀は雄一の股間のものに革紐を結び付けたのだ。
「男奴隷、さっさとお歩き!」
真紀は雄一に命令すると、革紐を強く引いてどんどん先に歩いて行った。
「ああっ、待って、待って下さい。」
雄一は股間のものが引きちぎられそうな痛みに腰を突き出し、よたよたと真紀の後をついて行った。その後を亜美が薄笑いを浮かべて歩いた。建物の外に出て通りを歩き始めたが、雄一は通行人の目が気になり、恥ずかしさで顔を赤くした。しかし彼は通りを見廻し、愕然とした。通りには首輪に着けられたリードを女性に引かれ四つん這いで犬の様に這っている男、後ろ手に拘束され肩車で女性を乗せて歩いている男、女性を背中に乗せ四つん這いで馬となって進む男等、男女の人種は様々だが、人間らしく二本足で歩いている男は一人もおらず、ペットか家畜の扱いをされている男しかいなかった。男達は皆全裸で体中に鞭痕があり、酷い調教をされているのが明らかだった。
しばらく歩かされるとスポーツジムがあった。中に入ると7,8人の色々な人種の女性がサンドバッグを叩いたり、ウエイトトレーニングをしたりして汗を流していた。亜美が英語で声を掛けた。
「皆、ちょっと集まって。新入りの男奴隷を連れて来たわ。」
雄一は英会話が堪能なので、亜美の言葉は理解出来た。共用言語は英語を使用しているようだ。女性達は各自のトレーニングを中断して、近づいて来た。雄一の股間のものが革紐で引張られているのを見て指差し笑う女性もいて、彼は恥ずかしさで顔が真っ赤になり、俯いてしまった。亜美は雄一の尻を軽く鞭打ち叱りつけた。
「顔をお上げ、男奴隷!」
「ひいっ」
雄一は悲鳴を上げ、慌てて顔を上げた。女性達は興味深そうに彼を見ている。亜美は最初、雄一に説明した。
「こちらの女性達はね、以前レイプ被害に遭い、心と体に深い傷を負ってしまったの。体の傷は完治してるけど、心の傷はなかなか治らなくて現在リハビリ治療中よ。お前にもリハビリに協力してもらうわ。」
真紀は雄一をアマチュアレスリング用コートまで引張り、革紐と手錠を外して雄一の動きを自由にした。
「全員服を脱いで。」
亜美の指示に、女性達は一斉にトレーニングウエアを脱いで全裸となった。
「最初はキャシーね、前に出て。」
キャシーと呼ばれた白人ブロンド女性が雄一の前に立った。豊かな胸も下腹部の繁みも丸見えで、雄一は目のやり場に困って俯いた。亜美が雄一に命令を下した。
「男奴隷、今からこの女性をレイプしなさい!」
「えっ…」
レイプの被害者を更にレイプさせようとは…雄一は亜美の命令が理解出来ず、呆然としてると、亜美は鞭で床を叩き再度命令した。
「早くおし、男奴隷!」
「は、はい、ただいま」
雄一は鞭音に怯え、急いで白人女性に手を伸ばした。その瞬間、鋭い右ストレートが彼の顎に叩き込まれ、引っくり返ってしまった。脳震盪を起こした雄一は起き上がれず、仰向けに倒れたままで、白人女性は彼の腹を踵で踏みつけた。
「ぐえっ」
雄一は、たまらず吐きそうな呻き声を上げた。
「ストップ、キャシー、そこまでよ!」
亜美が白人女性を止め、交代させた。雄一の頭をブーツで蹴り、起きるように促す。
「あっけなさ過ぎるわね。もっと粘りなさいよ。次はナオミね。」
ふらつきながらも何とか立ち上がった雄一の前に、今度は黒人女性が立ちふさがった。彼女は男に対する憎悪にぎらついた目で雄一を見ていた。先程はまともに顔を見られず気がつかなかったが、さっきの白人女性も同じ様な目で雄一を見ていたのだろう。レイプ被害の女性達に男を素手で叩きのめさせて、男に対する自信をつけさせる心のリハビリ治療だったのだ。それに気づいた雄一は無用心に近づかず、素人ながらボクシングの構えを取った。しかし黒人女性は素早く重いローキックを、彼の左太腿に叩き込んだ。
「ぎゃあっ」
骨が折れるかと思われる激痛に悲鳴を上げ、体をくの字にした雄一の顎に強烈な右フックが襲った。彼は声も出せず、首を曲げたままマットに沈んだ。
「ストップ、ナオミ、ストップ!」
ダウンした雄一を踏みつけようとした黒人女性を、亜美が急いで止めた。再び雄一の頭を蹴って起こす。
「少し飛ばし過ぎね。全員が終わるまで男奴隷がもたないわ。次は、梨華、少し遊んでよ。」
左足が言う事を聞かず右足だけで体を支え、何とか立ち上がった雄一の周りを、小柄な中国女性が軽快なフットワークで跳ね回り、小刻みに突きと蹴りを浴びせた。足の動かない雄一は避ける事も出来ず、人間サンドバッグ状態で猫に嬲られるネズミ同然だった。最後は体重の乗った跳び蹴りをまともに喰らい、雄一はマットに倒れた。亜美の声が掛かり、女性が交代した。
「次はジェニファー、用意して。男奴隷、さっさとお立ち!」
しかし雄一はもう立てなかった。頭はぐらぐらするし、全身打撲で手足が動かなかったのだ。しかし、それで亜美が容赦する訳は無かった。唸りを上げ、鞭が雄一の体に炸裂した。
「ぎゃあーっ」
体を切断される様な激痛に、動かない筈の手足が動き、体がのけ反った。再度鞭が雄一の背中に炸裂した。
「うぎゃーっ、打たないで、立ちます、立ちますから。」
雄一は泣き声で喚きながら、ふらつきながらも何とか立ち上がった。そして立っているのがやっとの雄一に、東南アジア系の女性が襲い掛かった。
女性は八名で最後の一人が終わった時、雄一はマットで仰向けに倒れていた。全身を殴られ、蹴られた自分がまだ生きているのが信じられない位だった。雄一を叩きのめした全裸の女性八名が彼を取り囲み、足で小突きながら口々に罵った。
「男のくせに女に負けて、情けなくないの!」
「レイプしやすい様に裸になってやったのに、何も出来ないなんて男じゃないね!」
「口惜しかったら向かって来なさいよ、うじ虫!」
女性達の罵声を聞き、雄一はなまじ英語が出来る自分を呪った。あまりの屈辱に雄一は体を震わせて涙を流した。確かに男の自分が女性達と素手で勝負して、叩きのめされたのだ。女に負けては何の言い訳も出来ない。男としての最後のプライドも吹き飛んでしまった。亜美が雄一に説明した。
「女性達が全裸になったのはお前に目の保養をさせるためじゃなくて、捨て身の覚悟をさせるためよ。必死になった女性の恐さが少しは分かったかしら?こうして男に対する恐怖心を克服して、心のリハビリを進めていくの。」
雄一はがっくりと落ち込んでしまった。女性達には心のリハビリ治療になったかもしれないが、女性達に負けた雄一には大きな心の傷を負ってしまった。とりあえず、これで終わったのか…と雄一は気を緩めたが、これからが本番だった。亜美が女性達に指示を出した。
「じゃあ、次のステップに移るわよ。全員例の物を着けて。」
全裸の女性達はコートの隅に置いていた箱から黒光りするペニスバンドを取り出し、腰に着け始めた。それを見た雄一は、今から自分が何をされるか一瞬にして悟り、顔色を変えた。いつの間にか雄一の傍に立った真紀が命令した。
「男奴隷、四つん這いにおなり!」
真紀は四つん這いになった雄一の背後に廻り、指を使って彼の肛門にワセリンをたっぷりと塗り込んだ。その異様な感覚に、雄一は思わず喘ぎ声を漏らした。
「ふん、ちょっと肛門をいじられた位で感じるなんて、オカマじゃないの?やっぱり最低の変態ね。」
真紀の蔑みが胸を抉った。亜美がゲームの説明を始めた。
「全員準備はいいわね。いまから鬼ごっこを始めるわ。この男奴隷がこのフロアを逃げ廻るから、追いかけて捕まえて。捕まえた女性は男奴隷をレイプしていいわ。」
亜美は雄一に向き直った。
「男奴隷、早くお逃げ!」
雄一は打撲で軋む体を無理に動かし、慌てて逃げ始めた。しかし近くの女性に足をすくわれ、転倒してしまう。倒れた雄一の手足を他の女性が掴んだが、互いに汗をかいているので、雄一がもがくと滑って手が離れた。その隙に彼は何とか逃げ出した。しかし散々痛めつけられ、びっこを引いている状態で逃げおおせる筈も無い。一人の女性にタックルされ再び転倒した。手足を押さえられそうになったが、再度もがいて逃げ出す。この繰り返しとなった。へとへとになって息の上がった雄一は、さすがに気づいた。女性達はいつでも雄一を捕まえる事が出来るが、猫がネズミを嬲るように、彼を嬲って遊んでいる事に。疲れ果て、床に座り込んだ雄一を女性達が取り囲んだ。最初に相手をした白人女性のキャシーが彼の髪を掴んで引き上げ、顔を上に向かせると腰を振り、ディルドウで彼の頬に往復ビンタを張った。
「男奴隷、お前にレイプされる女性の気持ちを教えてやるわ!」
キャシーは雄一の口にディルドウを突っ込み、腰を前後に動かした。喉元までディルドウを挿入され、むせそうになり涙が流れた。キャシーは一旦ディルドウを雄一の口から引き抜いた。彼の後ろにいた黒人女性のナオミが怒鳴った。
「四つん這いになって、尻を高くお上げ!」
逆らう気力を失った雄一は、よろよろと言われた通りのポーズを取った。ナオミは膝を着き、ディルドウの先端を彼の肛門にあてがった。異様な感覚に、雄一は思わず肛門をすぼめた。ナオミは彼の股間に手を伸ばして陰嚢を掴み、ゆっくりと力を込めた。下腹部にじわじわ拡がる痛みに、雄一は呻き声を漏らした。ナオミが叱りつけた。
「肛門の力をお抜き。さもないと、睾丸を握り潰すよ!」
雄一は慌てて肛門の力を緩めた。その途端、ディルドウが一気に直腸の奥まで挿入された。
「ぐええっ」
ワセリンを塗り込まれてるとはいえ、雄一は肛門を犯された痛みに悲鳴を上げた。前にいたキャシーが、彼の開いた口に再びディルドウを突っ込んだ。二人の女性はそれぞれ腰を前後に動かし、雄一の上下の口を蹂躙した。しかし肛門に刺激を受けたためか、彼の股間のものは自分の意思に反して硬く屹立してしまった。取り囲んでいた女性の一人が手を伸ばして雄一の硬く膨らんでしまったものを握り、強くしごき始めた。
「こいつ、肛門を犯されて感じてるわ。ホモなんじゃないの?」
「男のくせに肛門を弄ばれて喜ぶなんて、最低の変態ね。」
「きっと自分で肛門をいじってオナニーしてるのよ。」
取り囲んだ女性達から蔑まれ、恥辱で雄一の胸は張り裂けそうになり、涙が床にこぼれた。しかし、しごかれている彼のものはどんどん大きく硬くなり、程なく夥しい量の白濁液を噴出してしまった。雄一は射精すると同時に自分に残っていた最後の気力・自尊心が全て抜き取られた様な気がして、全身の力が萎えた。彼が絶頂に達した後、キャシーとナオミが離れ、別の女性達と交代した。再び上下の口をディルドウで犯されたが、彼は人形の様になって抗う事は出来なかった。雄一は、最初は激しく抵抗しても一度レイプされると、二度目以降は投げやりになる女性の話を聞いた事があったが、その気持ちが理解出来た。しかし彼のものは肛門への刺激のためか、再度頭をもたげ始めた。
「あら、こいつもう興奮してるわ。やっぱりホモなのよ。」
「男のくせに肛門が性感帯なんて、最低の変態よね。」
女性達の蔑みの声が、雄一の耳に響いた。こうして雄一は八名の女性全員に犯され、蹂躙されたのだった。
その3へ       その5へ
人間椅子
クリックするとDMMダウンロードサイトに飛びます
高画質版ダウンロード 価格  1,980円
ダウンロード 価格  1,480円
ストリーミング 価格  980円