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◆5.04 しゅんたさんからのご投稿
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                           もう一つの次元の片隅で              
kawzowkさんが運営しておられるサイト“マゾヒストの喜び”の小説「もう一つの次元で」の大ファンです。私も密かに同じような妄想をしておりました。そこで、もう一つの次元の住人であるWH207君に、私の妄想の世界にもお付き合いしていただくことにしました。もちろん元祖「もう一つの次元」での活躍に差し障りのない程度に、ほんの片隅で、、、、。
強制センターにて牡奴隷としての所作をみっちりとたたきこまれると、いよいよ公示期間を迎える。戸籍の抹殺を本人のみならず社会にひろく通知するための期間である。一年間。終身奴隷にとっては精神的にもっとも辛い期間かもしれない。全裸に近い変わり果てた姿を社会に晒すのだ。公示場所は社会人として生活していた頃に最も関わりがあった場所が選定される。生まれ故郷、会社、家庭があった町内等を巡回。社会人であった頃の本名、所属、職名、そして罪状を記した札が首にかけられる。

社会に出る際には最低限の装いが許される。首輪とそれに鎖でつながる手枷。鎖の長さは20センチ。まっすぐに下ろしても臍に手が届くかどうかの長さである。そして金属のU字管。直径は5ミリ程度。内径2ミリの穴をもつ中空構造である。これを奴隷の尿道に挿入すると亀頭は陰嚢側に向く。もちろん射精はおろか勃起もままならない。

(上図・左がU字管。A端は亀頭に、B端は尿道内におさまる。A端の黒く描かれたものが金属ピン。これが亀頭を貫通しU字管の雌ねじと接続。上図・右はWH207が装着された様子。惨めにもペニスは内側に曲がり固定されている。)
U字管の装着は悲惨である。ここで詳細を紹介しよう。
M字開脚で仰向けにベットに固定された奴隷。恐怖で縮こまった陰茎に調教官のゴム手袋をした手が伸びる。
「うふふ。社会に出るためにお前の汚らしいペニスの先を世間様から見えないように処置してあげるわ」
U字管の先端が尿道口に突き刺さる。U字管の片方の先端には左右一対の雌ねじが刻み込まれている。その先端は亀頭に、他方の先端は奴隷の尿道内におさまる。直線部分の挿入は軽い違和感のみ。しかしU字に湾曲した部分に差し掛かると陰茎をねじ曲げられる苦痛を伴う。調教官は時間をかけ奴隷が苦しむ様子を楽しみながら挿入する。入れては出しまた入れて。
「さあ、挿入はすんだわ」
惨めに内側に向いて曲がった陰茎。あらためて奴隷の身分を思い知ることになる。
「さあ、これからがお楽しみよ。U字管の固定」
彼女が手にしたものは長さ1センチほどの金属ピン。先端は鋭くとがり雄ねじが刻み込まれている。他方の先端は直径5ミリほどの球状。もちろん鋭く尖った先端をブスリと奴隷の亀頭へ。吹き上げる血潮。処置室に木霊する悲鳴。
「ぎゃ?、あっ、あ?」
奴隷には麻酔は使用されない。金属ピンはさらに内部に突き進む。
「は?っ、お、お、お許しを」
脂汗が吹き出る。が金属ピンはジワリジワリと内部へ。出血もおびただしい。

「あっ、ここね。あったわ」
調教官は先に挿入したU字管の先端の雌ねじを探り当てたようだ。金属ピンとU字管をネジで固定した。
「感謝なさい。私は慣れてるからはやく見つけたけれど」
「あ、あ?、ふひ?」
「何、その態度。お礼も言えないの。もう片側は新入りの調教官にやらせようかしら。悲惨よ。何時間も亀頭の中をほじくられて」
「あ、あっ、ありがとうございます。どうかよろしくお願いいたします」
痛みで混濁する意識の中、牡奴隷は叫んだ。
「ふん、気にいらない態度ね。この金属管に電流を流すこともできるのよ。少しくらい泣いてもらったほうがいいかもしれないわ」
「お、お、お許しを」
手遅れであった。調教官は奴隷のアナルに金属棒を乱暴に押し込み、U字管にはクリップを取り付ける。もちろんアナルの金属棒とクリップはリード線を通して可変電源へ。
「一時間、たっぷり反省なさい。電圧も持続時間もランダムにプログラムしておいたから。」
そう言い残し部屋の電気を消し立ち去った。
最初の一撃。思わず腰がせり上がる。そして痙攣。亀頭が焼けるように痛い。
「あ?、あっ、止めて」
約30秒。電流は止まった。心拍が激しい。電気ショック、そしていつ襲いかかるか分からない次の一撃に対する恐怖。暗闇の中で精神を集中すればするほど恐怖心は高まる。ビビッ。予想に反して次の一撃は微弱だった。かすかなショック、というよりは快感。しかし安堵はできない。微弱なあとは、、、、、嫌な予感がする。的中。
「ぎゃ?、う?、うぎ?」
長い。1分経過。まだ止まらない。アナルの周囲が痙攣。内臓にまで達する苦痛は大腸が発火したと錯覚させるほどである。2分。ようやく停止。数秒後、さらに一撃。今までで最も強い。
「ふ?っ、ぎゃ?」
悲鳴を上げることだけが苦痛を和らげる試みだった。膀胱では沸騰した尿が尿道に押し寄せるような感触。
全身に玉のように汗をかき、悲鳴をあげて声がかれ、首をあげるのもままならぬほどに体力を消耗した頃、ようやく部屋の明かりがともった。
「どう、反省できたかしら。」

「はい、罰を与えていただきありがとうございました」
「あら、ずいぶん素直ね」
「どうか、固定の続きをよろしくお願いいたします」
「今日のところは大目に見てあげる。じゃ、いくわよ」
ブスリ。金属ピンが亀頭に。
「うっ、う」
電流責めで体力を消耗したせいか悲鳴は小さい。
「あら、今度はなかなかみつからないわ」
調教官は金属ピンを前後左右に動かす。そのたびに傷口から血が吹き出す。
「う?、ぐっ、うっ」
「あ、ここ、ここね」
そう言って金属ピンとU字管をネジで固定した。
「はい、処置完了」
拘束を解かれ股間を覗き込む。陰茎の半ばから先は見えない。股間に手を差し入れたくとも鎖のついた手枷のせいで不可能である。

「装着したU字管について説明しておくわ。これから公示期間の一年間、はずすことは許されないわ。つまり勃起も射精も禁止ね。おしっこをするとお前の陰嚢にかかるの。放置すれば臭いわね。嫌ね。奴隷は。それをホースの水で洗浄するのは調教官。どんな姿勢で洗浄されるのかしらね。想像して御覧なさいな。あっ、それから洗浄の手間を省くためにU字管の先端にプラスティックのストッパーをかますこともできるの。そうすればお前は排尿不能。だから洗浄不要というわけ。まあ、洗浄の頻度やストッパーの管理は調教官の胸先三寸ってとこ。せいぜ
い気にいられるように頑張ることね、」
こうして公示のための準備は整った。明日から2か月、WH207号が公示される場所はかつての田辺一樹が自ら立ち上げた女性用下着メーカーの本社である。ズキズキと疼く亀頭の痛み、そして過酷であろう公示期間を控えWH207号が眠れるわけはなかった。

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