ゆかり様の御足下にて
 はじめまして、いつもこのHPを楽しく拝見させていただいています。
私は30代前半のサラリーマンのシゲと申します。生まれてから30年自分がマゾである事を回りに隠し生活していました。
もちろんその事を女性に打ち明けるなど考えてもいませんでした。
ところが数年前、私は運命のお方に出会う事ができました。ふと入ったデパートのワイシャツ売り場。そこに彼女はいらっしゃっいました。立ち姿が美しくきりっとしたお顔立ち、そして何よりも私が惹かれたのは彼女の涼しげなのに力強い目でした。近寄ってくる彼女に私は胸が張り裂けそうになりながら呆然としていました。
「サイズ、お探ししましょうか?」
彼女の第一声に私は全てを奪われた感じがしました。その時の事はあまり覚えていませんがワイシャツを2着買ったのでした。そしてそれからというもの私は彼女の事ばかり考えるようになり何度もその売り場に通い買い物をしました。
 そして彼女の胸のプレートとお友達とお話ししている所からお名前が「佐伯ゆかり様」という事が分かりました。
時が経つにつれ私の思いはどんどんと膨れていきました。
もちろん、その思いと言うのは彼女に支配されて思うままに扱われてみたい、奴隷としてお仕えしたいというものでした。
しかしそのような事を打ち明ける勇気などなく、ましてそんな事を受け入れてくれるはずなどあり得ないと思っていました。悩んだあげく私は正直に自分の気持ちを手紙に書き、自分の携帯番号を記しそれを渡す事にしました。その手紙には、もし私のこの手紙でご気分を害されお気持ちを憂鬱にさせてしまう事になったらお詫びのしようもありません。よってご連絡がなかった場合には二度と貴女様の前に姿を現さない事をお誓い致します、と書き述べたのでした。
いつものようにワイシャツを買い他の店員さんに見つからないように手紙を渡しました。本来なら規則でそのようなものを受け取ってはいけない事になっていたそうですが、彼女はだまって受け取ってくれました。
私は1週間と区切った期限を待ちました。半分、いえそれ以上ほとんどあきらめていましたので内心その行為自体をやり遂げた自分に満足していたのかもしれません。
 手紙を渡してから3日後の夜、あきらめていた私に電話が来ました。彼女は手紙の件にはふれず、明日時間があれば会いたいと言う事でした。もちろん私はOKしましたが彼女がどう思っているのか不安でなりませんでした。もしかしたら変質者として警察に連れていかれる事も覚悟しないといけないとも思いました。
 翌日繁華街のある喫茶店で待ち合わせをする事になっていたので私は覚悟を決めて30分程前にその場所へ行き紅茶を頼み待ちました。約束の時間の5分程前に彼女は現れました。相変わらずの美しいお姿と黒のスーツと脚線美に私はまた呆然としてしまいました。
「どうもすいませんでした」
と言う私に彼女は黙って座り、アイスコーヒーを頼みました。私は彼女の顔を見る事ができずだまって下を向いていました。しばらく沈黙が続き注文したアイスコーヒーが来ると彼女はすぐにそれを飲んで口を開きました。
「どういうつもりなんですか?」
彼女の第一声に私は恐縮した。
「本当に申し訳ありませんでした。つい・・」
「ついって、いたずらだったんですか?」
「いえ、本気です。心の底から思った事ですから」
と真剣に言い訳をする私に彼女は微笑んだ。
「別に怒ってるんじゃないの、ただ確かめたかっただけです」
「え、はい」
「私なんかでいいんですか?」
「あ、あの、貴女が、いえ、ゆかり様以外には考えられません」
「私、多分Sだと思うんです。だから・・」
その後は舞い上がって何を話したかはあまり覚えていません。ただ彼女はそのような経験もなく何が出来るかわからないと言う事をいい、私も女性にお仕えするのは初めてです、などと言うことを語り合ったと思います。
 あれから3年が過ぎようとしています。ゆかり様は私よりも5つお若く、今は20代後半になりましたが美しさは今もお変わりなく、いえさらにお美しくなられたと思います。そして私とゆかり様の間には強く深い主従関係が出来上がり、私は文字通り彼女の奴隷としての身分を最高に楽しみながら暮らしております。
ゆかり様もミストレスとして、私を弄ぶ喜びを十分満喫されているようで二人は幸せな時間を過ごしています。

できましたら、ゆかり様に感謝をこめて贈る私の気持ちを書きますのでHPに掲載して戴けないでしょうか?普段書かないようなもので脈絡はありませんが気持ちだけを伝えたいのです。よろしくお願い致します。

ゆかり様へ

貴女様の美しさは言葉に表すことはできません。お歩きになるお姿、微笑むお顔、そして心をくすぐるような美しいお声、どれをとっても他とは比べられないほどかけ離れた存在なのです。
そんな素晴らしいゆかり様にお仕えさせて戴けるわたくしめはなんと幸せな事でしょう。
おそばに侍らせて戴くことがどんな名誉な事かそして恐れ多い事か私にはわかっています。
わたくしめは貴女様の奴隷という身分を戴いた時から自らの全てを捧げる気でおります。
貴女様に喜んで戴けるのなら自らの命を絶つ事もできるでしょう。こんな思いをお伝えする事ができないまま時間を浪費した自分がもどかしいです。
どうか、この先できるだけ長くゆかり様にお仕えできますよう心からお願いするとともに貴女様に対しての忠誠心が私の心の全てを支配している事をご理解下さいませ。
そして、わたくしめのような者をお使い下さっている貴女様に感謝の気持ちをこめてこの言葉を贈らせて戴きます。

ゆかり様はわたくしめにとって女神様です。
全ては女神様の思うままに・・・命あるかぎり。 
                                   ゆかり様の御足下にて  シゲ
以上  原文のままご紹介致しました。
   絵はお写真を参考に作りました。   
                  投稿先はこちらです。