マゾヒズムの語源ともなる作者の本ですからぜひ目を通しておきたいものです。
また、マゾッホについて書かれた本も掲載しておきました。

毛皮を着たヴィーナス  (電子書籍) 420円 レオポルト・フォン・ザッヘル・マゾッホ
オーストリア生まれの歴史学者であり、同時に作家でもあったザッヘル・マゾッホの代表作。被虐的な異常性欲のあらわれを「マゾヒズム」と呼ぶが、この名称は彼の書いた多くの作品にみられるこうした傾向をさして名づけられた。豪華な毛皮の外套を着て、ムチを手にする妖しい女性、そのムチの洗礼を待ち望む男……本書は一種のセクシャル・ファンタジーでもある。

毛皮を着たヴィーナス/美しいモデル嬢の復讐が電子書籍で手に入ります。
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毛皮を着たヴィーナス

聖母 2,310円 レオポルト・フォン・ザッヘル・マゾッホ

背信に容赦ない制裁を下す美しい女教祖…。歪んだ愛は狂気と化す。美しい女性教祖をめぐる歪んだ愛と狂気の物語。

マゾッホの知られざる傑作 初の日本語訳
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聖母

残酷な女たち 819円 レオポルト・フォン・ザッヘル・マゾッホ
マゾヒズムの語源としてあまりに有名な『毛皮を着たヴィーナス』の作家ザッヘル=マゾッホのおびただしい長短編小説の中から、軽妙な滑稽味と不気味さを兼ね備えた珠玉の短編八作を収める『残酷な女たち』。そのほか、女帝マリア・テレジアが主人公の『風紀委員会』、異様で奇怪ながらも伸びやかな語り口で美女と醜男を御伽話のように見せる『醜の美学』。
残酷な女たち(ルボミルスカ侯爵夫人の熊/サイダから来た姉妹/鴉/ハトヴァンの女僭主/公妃ライェフスカ/コサックの妻/サロンの姉妹/指責め)/風紀委員会/醜の美学
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残酷な女たち

毛皮を着たヴィーナス新装版 630円 レオポルト・フォン・ザッヘル・マゾッホ
今さらご紹介するまでもありませんが、マゾッホの代表作。もし読んでいない方がいるのであれば・・・と思い掲載致しました。豪奢な毛皮を着ている美しく情熱的で残酷で暴虐な女・・・マゾッホでなくても跪いて鞭を差し出してしまいそうですね。
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毛皮を着たヴィーナス新装版

ザッヘル=マゾッホの世界 1470円 種村季弘
本書は、ただの評伝に見えて、じつは、乳母から警察機構の一員を経て、淫奔な人妻や女性解放論者や翻訳家、さらには性心理学者まで、作家をとりまいた文化の総体を、マゾッホという一作家の伝記に沿いながら甦らせようとした、壮大な文化研究の書である
幼年―ハンドシャ体験/少年―ゼノビア体験/学生―女王と女優/幻滅―アンナ・コトヴィッツ体験/待機―ファニー・ピストール体験/女の世界―マイヤーリンクの悲劇/醜の美学―ローゼンクランツ体験/仮装舞踏会―エミリー=アリス体験/契約―ワンダ体験/貴婦人修行―ザッヘル=マゾッホ体験/空想の王子―ルートヴィヒ二世体験/愛の奴隷―侍女フィリス体験/最後のギリシア人―アルマン体験/晩年―フルダ・マイスター体験/死後―クラフト=エビング体験
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ザッヘル=マゾッホの世界 (平凡社ライブラリー)

マゾッホという思想 2520円 平野 嘉彦
誘惑者の精神史毛皮をまとった人物に鞭打たれることに悦楽を見出した倒錯の作家ザッハー=マゾッホ。その強迫的な創作活動の核は何か。思想史・精神史の水脈から作家の理念を照射する画期的論考。
プログノーゼ 出自―「残虐な女」のイマーゴ/1 増殖する言説(作品/手紙 ほか)/2 人類の自然史(狩猟/農耕 ほか)/3 啓蒙の彼方へ(ダーウィンもしくは淘汰/ショーペンハウアーもしくは涅槃 ほか)/エピクリーゼ フロイトと父権制―書く人としての父親
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マゾッホという思想